●大人は赤子の心を失わず2009/11/21

 大人(たいじん)は君主など徳の高い人を指す言葉、赤子(せきし)は生まれたばかりの赤ん坊をいう。徳のある人はいつまでも、赤ん坊のように純粋で偽りのない心を持ち続けるものだという意味である。君主たる者は常に民の暮らしに心を砕き、その気持を理解しなければならないという諌めの言葉としても知られる。

 昨今の政治の有り様を見ていると先の自公政権は言うに及ばず、この秋誕生した新連立政権までもがまるでこの言葉を知らぬように思われてくる。少しは、皇居にお住まいの老夫妻の爪の垢でも押し戴いて煎じて飲めと忠告したい。所詮、政治家は君主とは別物の垢まみれの存在ということだろうが、それにしてもあまりに情けない気がする。特に腹立たしいのが官房機密費なる税の行方である。

 原典:大人者不失其赤子之心者也(孟子「離婁」下)

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