○白梅日記142010/01/18

 今日は日中よく晴れて、午後には久しぶりに弱い南風も吹きました。明後日の大寒を前に寒の緩みを感じる一日でした。また私たちの枝にもお尻のむずむず、身体浮き浮きの気分が戻ってきました。写真にもその様子が映っているのではないかと思います。この日記が後2日で終るかと思うと残念です。


 それからメジロ君が来て「お寺の梅はやはり冬至梅というそうだよ」と教えてくれました。今年は例年よりだいぶ遅れているそうです。メジロ君には、お寺の白梅の様子を写真に収めて届けて欲しいと頼みました。明日にでもお目にかけられると思います。


 しばらく寒かったお陰で、近くの枝の例の姉花はまだピンピンしています。ご当人は至って若いつもりのようですから、うっかり年増なんて言葉が耳にでも入ったら一悶着起こすに決まっています。私たちにとってはこれからが一番大事なときです。口は謹んで咲くことだけに専念するつもりです。

  早梅や受験日ちかき子の寡黙 中田樵杖