欅の大木(五月の風13) ― 2009/05/15
さる神社の境内にそびえるケヤキの大木です。かつて甲州街道沿いにはケヤキが植えられ、それがいつの間にか大きく成長して電線や近所の建物を脅かすため枝を切り落とされ、それでも秋には止めどなく落ち葉を降らせるので邪魔者扱いされると聞きました。
そんなケヤキでも春になれば決まって芽を吹き、枝を伸ばし、葉を茂らせて、幹の太さに相応しい元の姿を取り戻そうと懸命になります。こうしたケヤキの気持を知ってか知らずか、この季節だけは「新緑が美しい」だの「春はいいね」だのと賞賛の的にされるから不思議です。
これほど身勝手な人間がこの頃は何を思ったのか、やれ環境だのエコだのと意味不明な妙竹林な言葉を並べるようになりました。300年も400年も生き抜いてきたケヤキの大木は、そんな人間たちの言動を前に今は何を思って生きているのでしょうか。
そんなケヤキでも春になれば決まって芽を吹き、枝を伸ばし、葉を茂らせて、幹の太さに相応しい元の姿を取り戻そうと懸命になります。こうしたケヤキの気持を知ってか知らずか、この季節だけは「新緑が美しい」だの「春はいいね」だのと賞賛の的にされるから不思議です。
これほど身勝手な人間がこの頃は何を思ったのか、やれ環境だのエコだのと意味不明な妙竹林な言葉を並べるようになりました。300年も400年も生き抜いてきたケヤキの大木は、そんな人間たちの言動を前に今は何を思って生きているのでしょうか。
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