インフルエンザA型2013/01/19

備忘録より

 1月11日(金) 朝、いつも通り電車で出かける。17時半帰宅。今週は休み明けのせいか喉に負担を感じる。夕食後、「劔岳 点の記」を観る。

 1月12日(土) 午前中、クルマで外出。郊外店で赤玉土を求める。店内は客が少なく静か。昼過ぎから近隣の新年会。出席が定刻をだいぶ過ぎてしまい、食べ物の量がだいぶ少なくなっている。オードブルや菓子類は豊富。ビールを飲みながら親しい友人・知人と談笑。夕方までに250ml缶3本を空ける。18時過ぎ帰宅。机に向かっていると、背中の辺りが妙にぞくぞくする。夕食は軽めにし、暖かくしてすぐに床に就く。咳が少し出始める。

 1月13日(日) 咳が段々ひどくなり、発作が始まると苦しいほど。背中のぞくぞくも止まらないが、ほかにこれといった変化もない。喉も痛くないし、鼻が詰まるわけでもない。終日、机に向かう。夕食後、入浴。

 1月14日(祝) 夜明け前から雨の音がする。目を覚ますと汗をぐっしょりかいている。咳の発作は収まり、時々出るくらいの症状に和らぐ。10時過ぎ雨が霙に変わる。雨戸を閉める。昼過ぎ、外の雪景色に気づく。風の中を雪が時に激しく時に優雅に舞っている。そのまま降り続き、夕暮時には数センチかもっと積もったようにも見えたが再び雨に変わって、枝に降り積もった雪はあらかた姿を消してしまう。終日、机に向かう。時々悪寒。

 1月15日(火) 今朝も布団の中で汗をぐっしょりかいていた。朝のうがいをすると、やや黄色の痰が少し出る。消え残った雪が凍り大渋滞が続く悪路の中を棟梁御大がわざわざお出まし。屋根周りの修繕について打ち合わせる。昼食後休息したが悪寒が続くので体温を測ってみると37.4度もある(14時50分)。どうやら感冒に罹ったらしい。昨年10月には診療所でインフルエンザの予防注射をしている。今度は何の雑菌だろうか。
 急ぎ近所のクリニックを訪ね診察を受ける。診察後、若先生からインフルエンザの検査を受けるよう勧められる。10分ほどで結果が分かるとのこと。先週あたりから急にインフルエンザ流行の兆しが見られるらしい。喉にも少し発赤があるとのこと。検査キットが用意される。袋を破き、先に脱脂綿のようなものが付いた細長い金属棒を取り出すと、これを鼻の奥まで突っ込んでコチョコチョとしばらく掻き回す由。ティッシュも渡され、くしゃみはこれで押さえるようにと指示を受ける。痛いほどでもないが苦しくて何度もくしゃみが出そうになった。
 再び呼ばれ、検査結果の説明を受ける。「やっぱりA型ですね」との宣告あり。Cマークも見えたが、これは検査が成功したサインだとか。タミフルを朝晩2回5日間(計10錠)服用すること、また今晩あたり高熱が出る可能性があるのでそのときのために解熱剤2回分、以上の処方箋を渡される。タミフルは症状が治まっても止めずに最後まで飲みきるよう注意を受ける。途中で止めると家族などにうつす危険性が高まるらしい。特に幼児や高齢者がいる家庭では注意が必要。
 また「すでにご家族にうつしてしまった可能性も否定できないので同様の症状が見られたらすぐに受診してください」とも言われる。初診料を含め1,900円。薬局でタミフルと解熱剤(後発医薬品)を受取る。再び、必ず5日分飲みきるようにとの注意あり。また解熱剤服用の目安を38.5度以上と教えてもらう。薬代など1,320円。
 夕方37.6度(18時50分)に上がる。夕食後、タミフル1錠を服用して床に就く。なかなか眠りに入れない。

 1月16日(水) 昨夜は果たして眠ったのだろうか。いつまでも手足が冷たかった。小用にも起きた。寝汗はなし。洗顔のとき、黄色の痰の小さな固まりがいくつか出る。朝食後、2錠目を服用。検温36.2度(9時10分)、ほぼ平熱に戻る。これが劇的に効くと言われるタミフルの力によるものであることは明らか。だから油断して(あるいは恐くなって)途中で服用を止める人も少なくないのだろう。咳は急に暖かな部屋に移動したり、蒸気を吸い込んだりしたときに出るのみ。ただし関節などに発熱の後遺症の残る感じがして歩行がぎこちない。

 1月17日(木) 朝の排便がいつもより柔らかな気がする。ほかは特段の変化なし。検温36.3度(19時10分)。夕食後の服用でようやく半分の5錠を飲み終えたことになる。まだ金土と日曜の朝が残っている。久しぶりに入浴して眠る。

 1月18日(金) 今朝も排便が少し柔らかだった。咳は温度変化に接したとき出るのみ。歩行は膝の関節にまだ影響が残るようだ。が、それも夕方には消える。

 1月19日(土) 排便の固さが平常に戻る。時に咳の出ることもあるが音や苦しさが従前とはまるで異なる。検温36.5度(16時)。