初夏に向かって052009/04/20

天まで伸びるクスノキ
 今年はクスノキも一気に葉の新旧入れ替えを行いました。
旧い葉には落ちろ落ちろと強い風が責め立てました。
新緑には伸びろ伸びろと強い日射しが降り注いでいます。
気がつけば春はもう終わりです。

新社会人に贈る言葉132009/04/20

 《自分に投資する》

 今週は初めての給料日を迎える人も多いことでしょう。そこでお金の使い方について少し考えてみることにします。若い皆さんと話していると、よく「自分に投資する」という意味の発言を耳にします。大変結構な心掛けのようにも思いますが、「自分の何に投資をするか」を明確にしておかないと、せっかくの投資が活かされない・無駄に終わる可能性が高くなります。
 つまり投資というのは利益を得る目的で資金を何かに投下することですから、自分に投資するということは将来その資金を何倍にも増やしたり、増やさないまでも確実に回収できるようにする責任を自分が負っていることになります。もしできなければ投資先を間違えたということにもなりかねません。気がつくのが早ければ傷は浅くて済みますが、10年も15年も経ってしまうと笑い事では済まされなくなります。
 その意味で、せっせと専門学校などに通って資格を取ることは一概に悪いとは言えません。しかし、その資格と自分の人生や目指す特技との関係をよく考えておかないと資格の数だけを増やしたり、資格手当をもらうだけの勉強に終わってしまいます。
 早めに大まかな人生設計を立て、20代のうちにすべきこと(特に記憶力や集中力を要すること)、身軽な独身のうちにすべきこと(勤務時間外の夜間や休日に出かける必要のあること)は、それが可能なうちに確実に済ませておくと後悔しません。是非お金の使い方の問題として、天引き積立と一緒に検討することをお奨めします。

月曜日の保育園(1)2009/04/20

 保育園に預けられる子どもたちにとって月曜日は特別な日です。お父さんやお母さんは子どもたちがどんな様子で一日を過ごしているか承知していますか。幼稚園に通う子どもたちにとっても状況は似たようなものですが、3歳未満の幼い子どもも預かる保育園の方がこの傾向を顕著に感じます。どの子どもを見ても月曜日は行動に精彩がありません。お昼を食べて一眠りしたあたりから、ようやく普段の姿を取り戻すのです。
 朝、親から背中を押されるようにして保育園に預けられた子どもが、親の後を追ったりぐずる間もなく眠たそうに欠伸をする姿をよく見かけます。一目で草臥(くたび)れたと分かる顔をしています。朝の9時前でも、抱いているうちに眠りこけてしまう子どもがいて驚かされます。他の曜日であれば朝から元気に遊び回る子どもが月曜になるとなぜか元気がなくなり、ぐったりした様子を見せるのです。明らかに前日の「休み疲れ」が残っている様子です。
 日曜日あるいは土曜・日曜は子どもを保育園に預けている親にとって、家族が存分に触れあうことのできる貴重な曜日です。週に一度の、待ちに待った親子触れ合いの機会となることは間違いありません。仕事の都合で平日にはどうしても子どもの寝顔しか見ることができないというお父さんも多いはずです。そんなお父さんにとって、休日は罪滅ぼしの絶好の機会と言えるでしょう。無理からぬことのようにも思われます。