五月の風(1) ― 2009/05/02
今年もすでに三分の一が過ぎてしまいました。連休を利用してパソコンの大掃除をしています。そのついでというわけではありませんが、ブログのデザインも少し夏向きに変えようと思います。メキシコ風邪のお陰で外出は自分の足かタイヤを回して行ける範囲に止めることにしました。いずれは彼の世(あのよ)へ旅立つにしても、なるべくマスコミの世話にはならない自然な形を望んでいます。それがお世話になった隣近所や町内への最低の礼儀だと考えるからです。後は野となれ山となれ式の意見には賛成できません。
そんなわけで記事のテーマも今月から大幅に縮小し、下記の4つに絞りました。今日は「季節を写す」の第1回として、五月の明るい光の中で芽を出したヤマモミジの小さな新芽をご紹介します。明日はその梢をわたる青葉の風と光の予定です。
○日本の言葉--普段耳にする言葉、目にする言葉から選んでその語義と共に解説するコラムです。
○今日の寸言--短いが深い意味のある言葉を紹介するコラムです。
○玉生雑話--随想録です。言葉をメス代わりに使って学術・文化、社会・世相などの出来事や問題を腑分けし部分けして、そこから何が見えてくるか探ります。
○季節を写す--レンズが切り取った季節と時間の移ろいを短いコメント付きで紹介します。
そんなわけで記事のテーマも今月から大幅に縮小し、下記の4つに絞りました。今日は「季節を写す」の第1回として、五月の明るい光の中で芽を出したヤマモミジの小さな新芽をご紹介します。明日はその梢をわたる青葉の風と光の予定です。
○日本の言葉--普段耳にする言葉、目にする言葉から選んでその語義と共に解説するコラムです。
○今日の寸言--短いが深い意味のある言葉を紹介するコラムです。
○玉生雑話--随想録です。言葉をメス代わりに使って学術・文化、社会・世相などの出来事や問題を腑分けし部分けして、そこから何が見えてくるか探ります。
○季節を写す--レンズが切り取った季節と時間の移ろいを短いコメント付きで紹介します。
メーデー ― 2009/05/02
昨日は急用ができて原稿の点検推敲どころか、その前段階の仕上げも叶いませんでした。お陰で今日はアサブロの管理画面を開くたびに次のようなメッセージが表示されます。
○メーデー!!メーデー!!急下降です!!
さては昨日書けなかった五月祭(May Day)の催促かと早合点しそうになったのですが、何のことはないアサブロの稚拙な計数プログラムがブログの管理者(つまり小生)に替わって勝手に発した救難信号なのです。フランス語では助けて(help me)をメーデー(m'aider)と言います。そこで無線電話の世界では、これに引っかけて国際救難信号に全く同じ発音の造語を採用したのです。但し五月祭のメーデーとは区別して Mayday と呼ぶことにしました。ちゃっかり、これをいただいたようです。
ところで労働者の祭典メーデーは元々は米国の労働者が8時間労働制を要求して始めたデモ行進に起源をもつ国際的な一大運動です。そのため日本では太平洋戦争の前後11年間は厳しく禁止されていました。このことひとつ取ってみても日本という国が米国に対し、あの戦争を挟んで手のひらを返したように何でもかんでも無批判無節操にお追従をする国へと変わってしまったことが窺えるでしょう。まさに「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の見本のような変身ぶりです。
○メーデー!!メーデー!!急下降です!!
さては昨日書けなかった五月祭(May Day)の催促かと早合点しそうになったのですが、何のことはないアサブロの稚拙な計数プログラムがブログの管理者(つまり小生)に替わって勝手に発した救難信号なのです。フランス語では助けて(help me)をメーデー(m'aider)と言います。そこで無線電話の世界では、これに引っかけて国際救難信号に全く同じ発音の造語を採用したのです。但し五月祭のメーデーとは区別して Mayday と呼ぶことにしました。ちゃっかり、これをいただいたようです。
ところで労働者の祭典メーデーは元々は米国の労働者が8時間労働制を要求して始めたデモ行進に起源をもつ国際的な一大運動です。そのため日本では太平洋戦争の前後11年間は厳しく禁止されていました。このことひとつ取ってみても日本という国が米国に対し、あの戦争を挟んで手のひらを返したように何でもかんでも無批判無節操にお追従をする国へと変わってしまったことが窺えるでしょう。まさに「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の見本のような変身ぶりです。
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