■後期自民党--新釈国語2009/06/25

 戦後1955年(昭和30)11月、保守合同によって誕生した自由民主党の歴史を前期および後期の2つに分けて扱う際の後半部を指す言葉。その画期を何に求めるかは視点によって若干異なるが、円滑な国会運営という点で見るならば初めて参議院での過半数議席を失った1989年(平成元)7月の第15回参議院議員通常選挙がこれに該当する。また党の結束という点では集団離党が相次いだ1993年(平成5)6月を画期とすることもできる。いずれにせよ、これ以後今日に至るまでが後期自民党と呼ばれる時代である。しかし最近は、後期は既に終了し現在は末期にあるとする見方も増えている。

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