月曜日の保育園(1)2009/04/20

 保育園に預けられる子どもたちにとって月曜日は特別な日です。お父さんやお母さんは子どもたちがどんな様子で一日を過ごしているか承知していますか。幼稚園に通う子どもたちにとっても状況は似たようなものですが、3歳未満の幼い子どもも預かる保育園の方がこの傾向を顕著に感じます。どの子どもを見ても月曜日は行動に精彩がありません。お昼を食べて一眠りしたあたりから、ようやく普段の姿を取り戻すのです。
 朝、親から背中を押されるようにして保育園に預けられた子どもが、親の後を追ったりぐずる間もなく眠たそうに欠伸をする姿をよく見かけます。一目で草臥(くたび)れたと分かる顔をしています。朝の9時前でも、抱いているうちに眠りこけてしまう子どもがいて驚かされます。他の曜日であれば朝から元気に遊び回る子どもが月曜になるとなぜか元気がなくなり、ぐったりした様子を見せるのです。明らかに前日の「休み疲れ」が残っている様子です。
 日曜日あるいは土曜・日曜は子どもを保育園に預けている親にとって、家族が存分に触れあうことのできる貴重な曜日です。週に一度の、待ちに待った親子触れ合いの機会となることは間違いありません。仕事の都合で平日にはどうしても子どもの寝顔しか見ることができないというお父さんも多いはずです。そんなお父さんにとって、休日は罪滅ぼしの絶好の機会と言えるでしょう。無理からぬことのようにも思われます。

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