◎漢名探し(5)--アジサイの季節 ― 2009/06/14
結局、植物図鑑も万葉集ガイドも、日本列島における私たちの祖先とアジサイとの関係について実はあまり深くは考えてこなかったということでしょう。誰かが「万葉集」には紫陽花の歌があるよと言えばそれを借用し、紫陽花は「あじさい」と読むのだよと言えばそれを試験問題に利用し、いつの間にかアジサイという植物は紫陽花と書くのが当たり前のように考えられて漢字検定などという代物にも当然のごとくに出題されるようになったのです。
そこには批判精神の欠片(かけら)も感じられません。多くの商業出版物がそうであるように、今度は日本人の善意と無知がインターネットを使ってこうしたあやふやな情報を提供し続けるのです。これがアジサイだけの問題に止まれば、あまり害はないでしょう。しかし、そうとは言い切れないところにインターネットのメディアとしての怖さがあると感じます。
写真はスミダノハナビの色変わりのようにも見えますが、あるいは新種かも知れません。人気が高いので、どんどん新種開発が行われるようです。今日はあともう1回か2回、アジサイの花々をお目に掛けたいと考えています。時間は多分20時頃になるでしょう。ご都合がよろしければ、またお立ち寄りください。
そこには批判精神の欠片(かけら)も感じられません。多くの商業出版物がそうであるように、今度は日本人の善意と無知がインターネットを使ってこうしたあやふやな情報を提供し続けるのです。これがアジサイだけの問題に止まれば、あまり害はないでしょう。しかし、そうとは言い切れないところにインターネットのメディアとしての怖さがあると感じます。
写真はスミダノハナビの色変わりのようにも見えますが、あるいは新種かも知れません。人気が高いので、どんどん新種開発が行われるようです。今日はあともう1回か2回、アジサイの花々をお目に掛けたいと考えています。時間は多分20時頃になるでしょう。ご都合がよろしければ、またお立ち寄りください。

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