新社会人に贈る言葉082009/04/13

 《まず善良な市民たれ》

 民間企業に就職した場合でも、公務員になった場合でも、あるいは他の仕事に就いた場合でも、一人前の社会人として認められるためには、まず善良な市民でなければなりません。善良な市民であることが社会人としての絶対条件です。仕事ができる・できない、仕事がある・なしにかかわらず常に善良な市民であることが求められます。
 但し善良な市民といっても、その姿は一様ではありません。どの姿を理想と考えるかは皆さん自身の判断に委ねられています。善良な市民の姿は、皆さんのこれからの生き方そのものでもあるのです。以下に典型的な4つのタイプを挙げておきます。堅苦しく考える必要はありませんが、あまり安直に考えるのも感心しません。戒めを忘れたり軽い気持で無視して、辛酸を嘗めた人が少なくないからです。

○タイプ1:ことさら法を犯さない。仮に法を犯してまで楽しもうとか儲けようとか得をしようとか考えることがあっても決して実行はしない。(善良な市民としての必要条件)
○タイプ2:(タイプ1の内容に加えて)選挙での投票は市民の義務と考えるが、政治への関心は国政に限定されることが多い。
○タイプ3:(タイプ1の内容に加えて)選挙での投票は市民の義務と考え、市区町村政から国政まで幅広く関心をもつ。
○タイプ4:自分の居住する地域が安全かつ清潔であるよう願って自治会や町内会の活動、地域のボランティア活動にはできるだけ参加する。

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