■敵失--新釈国語2009/06/09

 対立する相手政党の内部で不始末や不祥事が発生し、これがマスコミで報道されて相手政党の支持率を下げ、結果として自党に有利になること。元はアジア太平洋戦争下において英語由来の error(エラー)が敵性語として禁止されたことから生まれた野球用語だったが、今では新聞用語としてスポーツだけでなく政治面でも用いられるようになった。なお、ある問題が政治的な不始末や不祥事に当たるかどうかの判断はマスコミ本来の役目ではなく、最終的には有権者たる国民がその責任と自覚とにおいて下すべきものである。

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