■院政--新釈国語2009/06/10

 政党や会社などの組織において現役を引退した実力者が引退後も政治や組織の運営に関する実権を握ってその影響力を行使し続けること。引退前からそのような体制を準備したり、そうした体制を整えた上で表舞台から身を引くことを「院政を敷く」と表現する。元は平安時代後期の11世紀後半から行われた白河上皇に始まる院庁での上皇または法皇による政治を指す歴史用語であるが、広義には後の時代における同様の政治形態に対しても用いられることがある。院政は引退した人物の権限や実力の大きさを示す言葉であると同時に、その引退が表面的なものに過ぎないことをも表しており、さらに後継の人物が引退した人物の意のままに動かざるを得ない事情にあることをも暗に示している。

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