○戻り梅雨(1) ― 2009/07/24
日本列島の本州沿いに停滞して長雨を降らせる梅雨前線が北に押し上げられ、梅雨が明けたと思った後に再び南下して前線の影響が強まり、あたかも梅雨が戻ったかのような悪天候が続くこと。これが戻り梅雨の意味です。返り梅雨と呼ばれることもあります。気象庁から今年の梅雨明けが発表された翌日の早朝に案じたことが現実となってしまいました。
⇒http://atsso.asablo.jp/blog/2009/07/15/ 朝焼け
上掲の記事は、ラジオで気象予報士が「俗に梅雨明け十日と言いまして」と早速、付け焼き刃の披露をしていたので書いたものです。もう少し知恵を働かせた表現をするなり、せっかく梅雨の紹介をするなら梅雨にもさまざまな形のあることを伝えるべきでした。そうしておけば彼女たちの名も上がるし、気象庁もあまり責められなくて済むだろうにと、つい考えてしまいます。
資格試験が花盛りで、○○検定というのも大流行(おおはやり)です。その利用価値や意義について質問を受けることも少なくありません。が、所詮はいずれ変わらぬ付け焼き刃の細切れ知識を詰め込むものがほとんどでしょう。漢字検定が漢字の読み方は問うても考え方は問わないのと同じです。そんな御墨付きを求めるより、自分が興味を持ったことがあればそれについてとことん調べるなり関連の文献を漁るなりして、末永く勉強を続けることが大事です。そうすることでその分野に限られない、学ぶ力や考える力が育ってゆくのです。
写真は相模の国の西北にそびえ、雨降らし山の異名を取る大山阿夫利(アフリ)神社の御神体に雨雲が掛かった様子を撮したものです。今でも関東や東海地方には大山講があり、大山参りが盛んに行われています。落語「大山詣り」の舞台として知られる場所でもあります。(つづく)
⇒http://atsso.asablo.jp/blog/2009/07/15/ 朝焼け
上掲の記事は、ラジオで気象予報士が「俗に梅雨明け十日と言いまして」と早速、付け焼き刃の披露をしていたので書いたものです。もう少し知恵を働かせた表現をするなり、せっかく梅雨の紹介をするなら梅雨にもさまざまな形のあることを伝えるべきでした。そうしておけば彼女たちの名も上がるし、気象庁もあまり責められなくて済むだろうにと、つい考えてしまいます。
資格試験が花盛りで、○○検定というのも大流行(おおはやり)です。その利用価値や意義について質問を受けることも少なくありません。が、所詮はいずれ変わらぬ付け焼き刃の細切れ知識を詰め込むものがほとんどでしょう。漢字検定が漢字の読み方は問うても考え方は問わないのと同じです。そんな御墨付きを求めるより、自分が興味を持ったことがあればそれについてとことん調べるなり関連の文献を漁るなりして、末永く勉強を続けることが大事です。そうすることでその分野に限られない、学ぶ力や考える力が育ってゆくのです。
写真は相模の国の西北にそびえ、雨降らし山の異名を取る大山阿夫利(アフリ)神社の御神体に雨雲が掛かった様子を撮したものです。今でも関東や東海地方には大山講があり、大山参りが盛んに行われています。落語「大山詣り」の舞台として知られる場所でもあります。(つづく)
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