●部首の話(予告)2009/07/02

 明日から、漢字を構成する重要な要素である「部首」について短文の解説記事を掲載します。康煕帝(コウキテイ)は中国清代の第4代皇帝ですが、武勇だけでなく学術の振興奨励でも知られる人です。その勅命により編纂された「康煕字典」12集42巻は従来の字書の集大成として4万7千を超える漢字を214の部首に分類して部首の画数順に並べ、同部首内はさらに画数順に排列しました。これが今日、多くの字書に見る漢字の整理方式です。
 最近は漢字に対する関心が高まっているとも聞きますが、学生などを見ていると部首については案外知らないように感じます。民族の知恵ともいうべき漢字の文化に、文字成立の視点から触れていただくことが狙いです。掲載は毎週金曜日です。

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