■なりふり--新釈国語2009/07/12

 なりとふり。なりは身なり・服装、ふりは身振り・動作の意。多く「なりふり構わず」の形で用いられる。まだ日本が貧しかった頃はもっぱら動詞「働く」の副詞句として用いられた。近年は主に、党勢の衰退が伝えられる政党が相手の党の失策などを衝く弱点攻撃の修飾句となっている。そのため意味合いとしては前向きな印象は薄れ、非建設的で後ろ向きな感がある。

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