○白梅日記072010/01/11

 間が悪いとはきっと、こういうことをいうのでしょう。誰も撮影に見えなかった昨日、兄姉の中に「もう待てない」と叫んで開花したものがいます。その様子をこっそりお目にかけましょう。家の老主人が「やっと咲いたか」と撮したものです。


 老主人によると、暖冬だと言われる割りには例年より開花が遅いそうです。私たちは花を咲かせると、大抵のものが実になり梅干しになって食べられてしまいます。そのため兄や姉たちも私も、昔のことは学校で習う以外に何も知らないのです。


 ところで兄姉弟妹の多くは、撮影に見える方の都合に合わせようと、まだ咲かずに頑張っております。白梅が義理を知らない不実な植物と言われるのは困るからです。梅にとって不実は禁句です。昨日は皆で話し合って、一日中しっかり目をつむっていました。それでもあの陽気でしたから、一昨日の写真と比べるとだいぶ口元が緩んでいます。私たちの努力も知っていただけると嬉しいです。

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